何を売るか?を決めることは意外と難しい

お店づくり進行中

「プロフィール」では、自己紹介を兼ねてショップを作ろうと思ったいきさつをお話ししました。

これからの人生、時間に縛られる事なく、好きな場所で、生き生きと仕事がしたい!と思った私は、会社を辞めるまでの1年間は、通勤電車の中や少し早く着いた日 はカフェで、時間を見つけてリサーチを始めました。

”ネットショップの作り方””個人事業主について””確定申告について”….などなどネット検索や本を読み、時々座れた電車でコックリコックリし…
これからの想像を膨らませながら調査を進めました。

前置きが長くなりましたが

これからは、この『日々のこと』で、リサーチした事や進行中のショップ準備の様子をお伝えしていきたいと思います。時には、”ある日の日記”のようになってしまうかもしれません 笑。
どうぞよろしくお願いいたします。

ネットショップをやろう!と決めましたが、さて、何を売ろうか?
今回は、[販売する商品を決めることは難しかった]についてお話しします。

雑貨やオススメ商品を扱うセレクトショップ?

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昔から、雑貨や食器、キッチングッズが好きで、雑貨屋さんに行っては少しずつ買い集めていましたので、「いつかワクワクする雑貨を扱うショップをつくりたい!」と、その時はまだ何も知らず、漠然とそう思っていました。

“好き!”と思うステキな商品を仕入れよう!

そう思ったものの、どうしたらステキな商品を手に入れられるのだろう?と言った初歩的な疑問。仕入れ先を見つける事から始めました。

インターネットで検索すると、様々な仕入先情報を知ることができました。

その時に分かった事は、ほとんどの仕入先の条件として、既にショップのサイトをオープンしている。という事でした。
ショップサイトの作成段階には、一歩も辿り着けていない私は、少し焦りました。今の状態だと商品は仕入れられないのか‥‥と。

ところが更に検索していくうちに、まだショップサイトを作っていない人でもお取り引きのできる仕入先が何社か見つかりました。これには道が開かれた思いでホッとしました。
そして、問題なく無事に登録させていただく事ができました。

また、ギフトショーなどの見本市にも出かけ、実際に商品を見たり、お話を伺ったりと雑貨の世界の情報を少し得る事ができました。(ギフトショーに出掛けた事については、また後日お話します)

無在庫販売という方法があること

’仕入れ方法 ’を調べるうちに分かった事の中で、驚いた事が!

ネットショップの販売形式が大きく2つに分かれている事を知りました。
それは、商品の在庫を持つ有在庫形式と、在庫を持たない無在庫という形式。

今まで雑貨などなら、在庫を持つ事が当たり前の事と思っていましたが、なんと!在庫を持たずに販売できる方法があるのです。

これには驚きました。

無在庫販売に対応している仕入先だけですが、お客様から注文が入ると仕入先からお客様へ直接配送してくれるという便利なシステムです。
在庫を持たなくても良いのはもちろん、梱包、配送の業務は仕入先が行ってくれるというのです。

その分、お店側は集中してたくさんの注文を受けられるという事。なんと画期的!
実際、多くの利益を出しているショップも珍しくないそうです。

ただし、デメリットも。

商品の現物を見て触る事ができないので、お客様からの問い合わせ対応に困るということ。
(仕入先によっては、この業務も請負う会社もあるそう)
また、発送前の検品を自分で行えないこと。これは、お店の信用に関わる事なので慎重に考えるところです。お店の規模や、扱う商品の量にもよるかもしれません。

私は、商品を手に取る事に幸せとワクワクを感じるので迷わず有在庫販売を選びました。

ひとりでネットショップを運営するということ

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ここまで調査して私なりに感じた事は
今や、雑貨を取り扱うセンス抜群で素敵なセレクトショップはたくさんあります。
そして、商品はどうしても他のお店と重なってしまう事も多いためオリジナリティを出す事は難しいのではないか?と考えました。

そして、競争が激しいなかオープンにこぎ着けても、なかなかネットの中から発見されない可能性も大いにあります。

セレクトショップを夢見ていた私は、現実の厳しさに打ちのめされましたが、気持ちを切り替えて、商品について考え、リサーチする日々が続きました。

では、何を取り扱おう?

ビンテージラグのショップのInstagramなどを観ているうちに、一枚一枚のラグの表情がなんとも豊か。模様や色合い、風格。だんだんその魅力に引き込まれていきました。

ビンテージラグが好き!

そしてその思いは、以前の仕事からも通づるものがありました。

新築マンションのモデルルームを手がける会社でしたので、設営に行く機会がたくさんありました。

その時にいつも感じていた事があります。

コンセプトに基づいて素敵な家具を選ぶ事はもちろんですが、壁紙やカーテン、クッション、ラグなどのファブリックを変えると、驚くほどに部屋の印象が変わる。という事でした。

ラグやクッションは手軽に部屋の雰囲気を変える事ができ、模様替えした様な新鮮な気持ちになります。

おうちでの時間を、より豊かに過ごしていただけるためのご提案をしたい。

仕事の経験も生かせるかもしれない。そう思ったのです。

お取り扱いするメインの商品は、ビンテージラグ。

ビンテージラグは経年変化を楽しめることから近年とても人気があります。

ビンテージラグのお店もたくさんありますが、雑貨ショップに比べると私なりのアイデアを出せるかもしれない。

努力すれば、何とか私一人でもできるかもしれない。

その答えに行き着いたのでした。

この先も、試行錯誤しながら、考えながら、一歩一歩進んで行きたいと思います。

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