先日、私がいつもお世話になっている福岡のショップへ
梱包のお手伝いに行って来ました。
今回は、私も何点か仕入れさせていただきましたので
その梱包も兼ねて伺いました。
また、ショップオープンに向けて、スムーズにお客様へラグをお届けできるように
梱包から発送までのノウハウをショップのオーナーから教えて頂きましたので
忘れないためにも記録したいと思います。
人生初のラグの梱包作業。
興奮で胸がウキウキ躍りました。
お店にあるラグは、イランなどからはるばる到着したばかり。
そのラグは、現地の専門のクリーニング業者によって
綺麗に洗われ、しっかり乾燥されています。
そして、丁寧にお手入れしてから梱包します。
お客様の元に無事にお届けできるように
一枚一枚心を込めて。。。
お手入れと検品方法
1.ラグを広げ、毛並みに沿って掃除機をかけます。
2.そして、掃除機で取り切れなかったものをパクパクローラという
ブラシで取りながら表面をなめらかに整えます。
3.手でラグ全体を触り、汚れやほつれ、ゴミなどが紛れていないかよくチェックします。
4.裏面も念入りに掃除機をかけます。
可愛らしい贈り物
毛足の長いギャッベなどからは、なんとも可愛らしい小さな木の実や葉っぱ
枝などのかけらが見つかる時もあります。
今回お手入れしたラグの中にも、いくつか隠れていました!
日本から遠く離れた国で長い間使われてきたラグ。
そこに隠れていた木の実などのかけらたちを見つけた時は、
贈り物をもらったようでとても感慨深い思いでした。
いよいよ梱包作業へ
梱包の方法は色々あり、サイズ、状態、状況などから判断し
最適の方法で梱包します。
また、お店によっても違います。
ここでは、200㎝×150㎝くらいのサイズを例にお話しします。
縦に畳む
縦に二つ折りにし、さらに3つに畳みます。
この時、表を表面にして畳むのか裏を表面にして畳むのか考えるところです。
毛足の短いラグは、裏面を表にして畳むのが一般的かもしれません。
これは配送時、万が一袋が破けた時に汚れから表を守るためです。
ギャッベなど毛足が長いラグは、表面を表にして畳んだ方が
きれいにまとまり梱包しやすくなります。
裏面を表にして畳む場合の注意点
折ジワがついてしまう場合がある。
※敷き始めてしばらく経つと、折ジワは次第に落ち着きます。
表を表面にして畳む場合の注意点
梱包の袋が破れた時に、表が汚れてしまう場合がある。
ラグの色が白系など薄い色、淡い色の場合は注意が必要です。
折り畳みが難しい場合は
ロールにして梱包します。
大きなサイズのラグをロールで配送する時は
中に芯を入れるとしっかりするので、配送の方が持ちやすいかもしれません。
梱包する
中側が防水タイプの破れにくい紙を使い、梱包する。
※お店によって厚手のビニールを使用するなど梱包材は様々です。
テープで止める
幅広のテープで止める。
水などが入らないように隙間なく隅々までしっかり止める。
念入りに念入りに、ギュウギュウテープをつまみながら
隅から隅まで丁寧に。
お客様の元に無事に届きますように、心を込めて。。。
そしてこの度、私が福岡で梱包したラグが無事に我が家に到着しました。感激です〜!
到着したラグについては、次回紹介したいと思います!
ショップのオーナーには、仕入れやラグの取扱いについて様々な事を
教えていただきました。ありがとうございました。
思い切って福岡までお伺いし、本当に実りのある体験をさせて頂きました事を
感謝いたします。